ほしまさと　31歳

大田原の明日は、僕たちの手で。

僕は、ほんの少し前まで、政治に興味がありませんでした。そんな僕が政治に興味をもったきっかけは、学童保育の指導員を始めたことでした。毎日子どものそばで働く中で、今の子どもたちや、子育て中の保護者の置かれた大変な状況が見えてきました。

子どもの遊び場・居場所の減少、授業時数の増加、保護者の不安定な雇用、介護と子育ての両立・・・。世の中のしわ寄せが子どもたちにいっているかのようです。そんな中で、子どもたちがもっとのびのびと放課後を過ごすことができ、保護者が安心して子育てができるような地域をつくっていきたい！と思い、学童保育の仕組みについて調べるうちに、市政に興味を持つようになりました。

毎日TVで映像が流れる国の政治と違い、市の政治は自分からとても遠くに感じていたのですが、知っていくうちに「こんな身近なことをたくさん決めているのか！」と驚きました。

政治は、生活です。「もっていかれる税金を使って、どこか遠くで誰かがやっている、自分には関係ないこと」ではなく、「自分たちのお金をどう使ったらみんなが幸せになれるかを、みんなで考えること」であるべきです。

あれもこれもを望み、頭の良い誰かに任せていれば済む、という時代は終わりました。子ども、若者から子育て世代、お年寄りまで、私たち一人一人が「何が必要か」をしっかり考え、話し合わなくてはいけません。

社会は完成されたものではなく、いつだって自分たちが求める形に変えていけます。僕は、児童福祉の現場と市政の両側から、子どもの笑顔と文化のあふれる地域社会をつくっていきたいと思っています。

あなたはどんな社会を望みますか？どんな大田原を望みますか？どんな明日を望みますか？まずは話し合うことから、はじめませんか。